ベータカロテンを含む食品

ベータカロテンを含む食品

ベータカロテンは肉類では豚や牛、鶏の肝臓に多く含まれており、魚介類の中ではうなぎに多く含まれています。また、鶏卵の黄身の部分にも含まれていますが、卵白の部分には全く含まれていません。

 

肉類や魚介類の中にはベータカロテンが非常に多く含まれているため、摂り過ぎが心配になってしまうものもあります。

 

野菜類はもともとベータカロテンの含有量が非常に多く、特ににんじんやモロヘイヤ、ほうれん草などに豊富に含まれています。食品単体での分量で見た場合にも豊富に含まれており、単品で1日の推奨量を満たせるものも多くなっています。

 

しかし、しその葉やバジル、パセリなどはベータカロテンの含有量自体は多くても、一度に食べる量が少ないのでそれほど多く摂取できるわけではないでしょう。そのためベータカロテンの含有量が高いだけでなく、一度にたくさん食べられる野菜の方がこの栄養素の補給に向いていると考えられます。

 

もともと緑黄色野菜というのはこの栄養素を多く含んだ野菜のことであり、含有量の少ないキャベツや白菜、たまねぎなどは緑黄色野菜ではなく淡色野菜と呼ばれています。色ではなく栄養素によって区別されているのです。

体内での変化と働き

ベータカロテンは体内に入るとその3分の1程度が小腸で吸収され、必要に応じてビタミンAに変化する成分です。

 

ビタミンAは脂溶性のビタミンなので過剰摂取に注意する必要がありますが、ベータカロテンからの摂取では体にとって必要な量のビタミンAしか作られないとされているため、あまり気にする必要はないでしょう。

 

ベータカロテンは体内でビタミンAとして目の神経伝達物質となるため、不足すると視力の低下に繋がるとされています。また、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの予防効果もあるとされているため、免疫力を高めて健康的に過ごしたい人は積極的に摂取していくと良いでしょう。

 

皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きもありますし、がんの予防にも役立つと言われています。